思考の整理学
人それぞれの生活体系を持っていてそれに対して色々思うことはあっても考えるだけ時間の無駄です。人の数だけ思考や行動や生活スタイルがあるわけで、再現のない思考のループに入っていってしまいます。
思考は無限に広がります。その一つ一つにとらわれていたら何もなすことはできなくなります。いかにそれを捨てていくか、考え取捨選択をしていかなければなりません。
人の考えを支配するもの、自分思考の癖を理解してコントロールし人生に生かしていかなければならないというわけです。
思考の整理の仕方
本書を読んで一覧して記憶を引き出せるようにマインドマップを作ると効果的です。
これを見ながらキーワードが自然と記憶の断片をノックし、芋づる式に記憶が引き出されます。インプットをアウトプットに出しやすいやり方の1つで、読書ノートにも向いています。
マップの作成方法、順番
思考の整理術を読んで、まずとにかく書きこみます。
そのうちに考えがまとまります。
そのうち考えが整理ができます。
まず知識は詰め込むだけでは記憶はすぐ流れていってしまうので無駄が多くなります。
そこをまとまったものを系統立てることで、始めて使える知識として活かすことができます。
バラバラに散らばっていては知識として活かすことは難しくなりますが、体験した人を人に聞かせアウトプットしつつ、系統立ててまとめあげることでより、精度の高い知識を活かしやすくなります。
- 自分の思考を一気に文章に書いていく
- 最後まで書ききってからそれを遂行する
- 更に思考が出てきたら第二稿と書いていく
- それを三まで続けてみよう
- 勢いををなくさず書いていく
飽きるまで知識を詰め込み飽きてきたら停滞するそしてそこでは思考の整理術が役立ちます。
記憶とは入れるのも一苦労ですが捨てるのはより大変です。
整理しながらでないと膨大な情報にただ圧倒されるだけで終わってしまうという結果になるのでせっかくインプットしたものはアウトプットしながらまとめ、系統立てていくことが大切です。
出典 思考の整理学 外山滋比古
https://twitter.com/tensyoku3939/status/1169798722915463169?s=20
【こうやって、考える。/外山 滋比古】を読んでいる本に追加 → https://t.co/diAmPoNr5k #bookmeter
— しん (@shin57sano) September 5, 2019
外山滋比古『忘却の整理学』
— お気に入りの栞 (@XMzZh7rziicfwOG) August 31, 2019
忘却こそ無意識の価値判断であり、各人の個性に基づくものという観点、新しいけど納得感も深い。
長篇小説について、「その重層的印象は、音楽的である」という表現は、神がかっている。
この文脈で、「汝の敵を愛せよ」ってワードが出てくるセンス。
お茶の水女子大名誉教授・外山滋比古95歳。『惰性と思考』。この文章に出会えただけでこの本を買って良かったと思える。 pic.twitter.com/tzMf0mr8li
— おしゃれ泥棒 (@oshare_dorobow) August 28, 2019
思考をすることの大切さ
溜まった日経ビジネスを開いて出てきた外山滋比古先生の言葉。いい話。 pic.twitter.com/AXq5tX4NNv
— kaz_ataka (@kaz_ataka) June 15, 2019
こちらの新聞の中の学生時代、自分で考えるということをあまり学ばなかった筆者は、多くの人は考えたことがほとんどないのではないでしょうか?と問いかけています。
AI時代自分で考えて失敗することは本当に大切なことです。失敗の連続の先に成功があるということで、失敗は最高の学びです。新しい思考を促してくれる起爆剤のようなものです。
最後に
知識はそのまま忘れてもいいけれども、知恵は忘れずどんな時にも取り出せるように、日々思考をすることを習慣にしていくことは、情報の溢れた今の時代、1歩先を行く人とそうでない人の分かれ道になるのではないでしょうか。